子供の頃のシュールだと感じた思い出

父親は印刷会社勤務だったのですが、デパートの仕事が大型得意先でした。
その仕事の付き合いで、お節料理やら外商の付き合いなど色々あったのですが　毎年年末になるとデパート開催の「子供ディナーショー」という物に出席させられていました。子供だけが出席できるという謎のディナーショーで、何故こんな事をしていたのかは今でも謎ですが、食事をしながら子供に対してのゲストショーを見るという物でした。
毎年何か目玉ゲストは来ていました。子門真人さんの登場に子供たちは大喜びでしたが、ある年に電線マン音頭が流行った時のゲストは、予算が無かったのか、伊東四朗と小松の親分さんは不在で　電線マン単品で登場し最後まで一人で広いステージで電線音頭を踊り続けるのを　見続けてかなり子供心に心がザワザワしたのを覚えています。
子供たちも　掛け声がかけようがなく　し―――――んとしており、かなり気まずい感じのステージでした。
あのディナーショーなんで毎年やっていたのか未だに謎です。
前の方の席に行くと、マイクを持った司会の人に喋りかけられるので　それが恐怖だった思い出でもあります。
席は会場に着くと、名前のプレートがあり決められていたのも謎でした。